先日、ANAVISA/ANAマスターカードのANAマイレージ移行サービス内容変更について記載しましたが、それ以外の三井住友カードについてもANAマイレージ移行サービスが変更されますので取り上げてみたいと思います。
現在の移行サービスはワールドプレゼント1ポイント=10マイルの交換レートですが、これが2008年4月16日(水)以降の交換より、ワールドプレゼント1ポイント=3マイルの交換レートに変更されます。主な変更点は次のとおりです。
交換レート: 1ポイント=10マイル → 3マイル
年度内移行ポイント数上限: 4,000ポイント(40,000マイル相当) → 10,000ポイント(30,000マイル相当)
初回移行時の参加料(移行手数料): 税込み6,300円 → 無料
以上のように、移行手数料こそ6,300円が無料になりますが、交換レートは約3分の1に、年度内に移行して獲得できる最大マイル数も10,000マイル少なくなります。
2008年4月16日(水)以降の交換というように三井住友カードのWEB上ではなっておりますが、おそらくワールドプレゼント2008からという意味だと考えられます。ANAマイルに近々交換予定の方は、ワールドプレゼント2007の交換期間である2008年3月31日までの交換をお勧めいたします。
ワールドプレゼント、サービス変更に関する重要なお知らせ(ANAマイレージ移行関連を含む)は以下のリンクからどうぞ。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090197.jsp
ANAVISA/ANAマスターカード関係の話題が続きます。
とはいっても、ANAマイラーのみなさんにとって残念な話ばかりなのがつらいところですが・・・。
ANAVISA/ANAマスターカードのANAマイレージ移行のサービス内容が、ワールドプレゼント2008より変更になります。主な変更点は次のとおりです。
現在のワールドプレゼント2007(景品交換期間2008年3月31日まで)では、交換レートはワールドプレゼント1ポイント=10ANAマイルですが、ワールドプレゼント2008(景品交換期間2008年4月16日~2009年3月31日)から10マイルコースと5マイルコースの選択制になります。
10マイルコースでは交換レートは現状と変りませんが、移行手数料が一般カード、ワイドカード、ゆうちょ共用カード、スーパーフライヤーズカード(一般)については、現在の2,100円→6,300円(学生用カードの場合、無料→6,300円)になります。ワイドゴールドカードおよびスーパーフライヤーズゴールドカードについては移行手数料は無料のままで変更ありません。
5マイルコースを選択した場合、移行手数料こそ無料になりますが、交換レートはワールドプレゼント1ポイント=5マイルと半減します。尚、ワイドゴールドカードおよびスーパーフライヤーズゴールドカードについては従来どおりワールドプレゼント1ポイント=10マイルのコース(10マイルコース)のみとなります(移行手数料がもともと無料で変更後も無料のため)。
ANAマイラーとしては、マイル獲得量重視ならやはり移行手数料が上がっても10マイルコース選択でしょう。また、ゴールド系のカードはサービス内容がそのままなので、ゴールド系カードのお得感が増したという考え方も出来ます。ゴールド系カードの取得をお考えの方は、これを機にゴールド系カードへ切り替えるのもよいかと思います。
また、ANAVISA/マスターにこだわらないのであれば、移行手数料が2,100円のままのANAJCB(1000円カード利用=最大15ANAマイル)やANAeLIO(今後、Edyチャージのカードポイントがつく唯一のANAカードであり、ANAeLIOカードでチャージしてEdyで支払いをすれば、1000円利用=最大15マイル)に切り替えていくのもひとつの選択かと思います。
相次ぐ制度改変にため息ばかり出てしまいますが、ゴールド系でないANAカードをお持ちの方で、ANAマイル移行を近々お考えの方は3月31日までに交換されることをお勧めします。
ANAVISA/ANAマスターカード、ANAマイレージ移行のサービス内容変更の詳細は以下のリンクからどうぞ。
https://www.smbc-card.com/mem/wp/ana.jsp
先日、ANAVISA/ANAマスターカードのマイ・ペイすリボポイント2倍付与廃止の話題を取り上げました。
その中で、マイ・ペイすリボ制度登録の特典として、カード年会費の無料または割引特典があると申し上げましたが、年会費が割引になるもう一つの方法として、WEB明細書への切り替えがあります。
カードの年会費割引額は、三井住友VISAプラチナカード及びゴールドカードが1,050円、その他のカードは525円です。また、年会費割引の条件は
・本会員の方
・過去1年間(年会費請求からさかのぼった過去1年分)のカード利用請求(最大12回)のうち、6回以上請求がある方
・年会費請求月の前月17日(26日決済の方は、当月2日)の1営業日前までにお申し込み完了された方
の全ての条件を満たした方とのことです。
興味のある方は申し込みされては如何でしょうか。
カードご利用代金WEB明細書サービスの詳細はこちらからどうぞ。
https://www.smbc-card.com/mem/oshiharai/wm_mail_top.jsp
みなさん、こんにちは。
ANAマイルを貯めている方にとっては厳しい制度改変が続きますね。
といいますのは、もうみなさんご存知かと思いますが、ANAVISAカード/ANAマスターカードのマイ・ペイすリボ制度において、これまでのワールドプレゼントのポイント2倍付与が廃止になるからです。
マイ・ペイすリボって何?、という方は幸いですが、ANAマイラーで三井住友カードが発行するANAVISAカード/ANAマスターカードをお持ちの方は、多くの方が本制度を利用されていらっしゃるのではないかと思います。
詳しくは下のリンクをどうぞ。
https://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace.jsp
もともとリボ払いは、一括払いの代わりに毎月一定額の支払い(5千円or1万円+リボ払い手数料)とするもので、支払いの終わっていない残高は翌月以降へ繰り越されていくので金利がかかり、そのかわりとしてポイント2倍付与のインセンティブをつけていたものと思われます。しかし、毎月の支払額はある一定額以上であれば、100万円まで自由に設定できた(100万以上の残高については自動的に一括払いとなります)ため、利用限度が100万円以上であれば、毎月の支払額を100万円とすることで、実質的に一括払いすることとなり、金利支払いをすることなくポイント2倍付与の特典を得ることが出来ます。
通常ですと、1000円のカード利用→1ワールドプレゼントポイント→10ANAマイルであるところ、2ワールドプレゼント(20ANAマイル)が得られますので、ANAマイラーにとっては大変お得な制度でした。しかし、リボ払いで実質全額一括払いにするというユーザーの使い方をカード会社は想定していなかったのでしょう。ある時点(いつだったかは忘れました)から毎月の支払額を100万円などの利用限度額一杯をデフォルトとして設定することが出来なくなり、全額支払にするには毎月の申請が必要となり、ついには今回のポイント2倍付与中止に至った次第です。
カード会社にとってもこの制度の想定外利用が広まってしまい、ポイント2倍付与が重荷になってきたものと思われます。支払日が毎月10日の場合は2008年6月10日請求分より、支払日が毎月26日の場合は2008年5月26日請求分よりポイント2倍→1倍となるそうなので、このポイント2倍特典もまもなく終了となります。
マイ・ペイすリボの特典は三井住友カードのWEBサイトによれば、
1.カード年会費が無料もしくは割引
2.ワールドプレゼントのポイントが2倍
とありますが、1.の特典については何もアナウンスがありませんので、当面は継続されるものと考えられます。したがいまして、カードの維持費(年会費)の観点からは、まだ魅力が残っているといえましょう。
管理人はANAVISAスーパーフライヤーズゴールドカードを所持しておりますが、年会費(税込み)が本会員15,750円、家族会員7,875円のところ、マイ・ペイすリボ登録のため、本会員12,075円、家族会員6,300円と割り引かれております。管理人の場合、かなり以前からマイ・ペイすリボに登録していたため、デフォルト支払額が100万円となっており毎月の全額支払申請は不要ですので、得られるマイルは少なくなってしまいますが、年会費割引という意味でこのままマイ・ペイすリボの登録は残していこうと考えております。
ANAマイル獲得重視の方にとって、これまでカード単体の利用としてはANAVISA/ANAマスターカードのマイ・ペイすリボ登録が1000円カード利用→20ANAマイルで最強でしたが、今後はカード単体でみればANAJCBカードが1000円カード利用→最大15ANAマイルということで有利になっていくと思います。管理人も、ANAマイルの獲得にはANAJCBカードを主体に利用していこうと考えております。